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地盤調査

スウェーデン式サウンディング試験は小規模建築物の地盤調査として最も普及しています。

簡易的な地盤調査なのでひとりで調査が可能で、簡単に地盤支持力(換算N値)を調べられるのが特徴です。主要な地盤調査の中で最も費用が安く、調査期間が短い調査となります。スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に1kN(100kg)まで荷重を加えて、ロッドがどれだけ地中に貫入するかを測ります。
貫入が止まった後、ハンドルに回転を加えてさらに地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な回転数を測定し、その結果を基に地盤の強度を判断します。

※戸建住宅の場合、5ポイントを調査し、約半日程度で調査完了します。

■「住宅地盤第3者認証システム」を採用しています。

「G-Web system」は、スウェーデン式サウンディング試験に、株式会社GIRのグループ会社であるジオサイン株式会社の住宅地盤第3者認証システムを付加したサービスです。

全自動調査機「ジオカルテ2」を用いて地盤のデータを自動計測、そのデータは電子認証をつけることにより暗号化され、スマートフォンと各サーバ間を通信します。報告書も自動作成され、入力から出力まですべて自動化することにより、人的ミスや改ざんを防止することができます。

ジオサイン株式会社が提供する「電子認証」を付加したサービスです。近年、食品偽装など消費者の安全・健康が危険にさらされる事件が頻発しました。
建築においてもその工程を明瞭にし、説明責任を果たすべきと思っています。

特に専門性を有し、直接目で確認することのできない地盤は、エンドユーザー様から監視の目が届きにくい分野でもあります。
そこで私たちが地盤調査を対外的に証明するために選択したのがこのシステムです。

尚、改良工事につきましても偽りのない成果品をお客様へご提供するべく管理装置付改良機にて施工時間、改良材数量を常時記録したものを提出し、エンドユーザー様に安心と信頼をお届けすることをお約束いたします。

ボーリング試験(標準貫入試験)

ボーリング試験とは正確には地層構成の調査や土の採取、および標準貫入試験などを行うための孔を掘ることです。
標準貫入試験とは、ボーリング試験で掘った穴を利用して、土の硬軟や締まり具合、土の種類や地層構成を調べるための試験です。
ボーリング試験と標準貫入試験はあわせて行われ、一般にはボーリング試験と言えば両方を意味します。

具体的な調査に関しましては、試験深度まで掘削した後に試験用サンプラーをロッド先端に接続し、孔底に降ろします。
予備打ちによりサンプラーを15cm貫入させた後、落下高を75cmの高さから、ハンマー(3.5kg)の自由落下による本打ちを行います。サンプラーが30cm貫入するのに要した打撃回数が、N値として記録されます。また、打撃回数が50回を越えても30cm貫入しない場合は50回で終了とし、その時の貫入量とともに終了します。

試験終了後はサンプラーを地上に引き上げ、採取した地質試料を観測記録し、各層の代表的試料を容器に納めて地質標本とします。

ハイドロリックフィードタイプのボーリング装置一般図

▲ハイドロリックフィードタイプのボーリング装置一般図

標準貫入試験

▲標準貫入試験

エコジオ工法

エコジオ工法

エコジオ工法は、一般的に使われているセメントや杭を使わず、砕石(小さく砕いた自然石)だけを用いて行う地盤改良技術です。そのため、地中に人工物を残さず、地球環境への環境負荷が少ないのが特徴です。

また、地中に「人工物(埋設物)」がないので、お施主様の土地の価値を下げることもありません。施工では、「EGケーシング(特許取得)」という鉄の筒を用いるため、周囲の弱い土砂が砕石に混ざらないので、強い砕石杭を作ることができます。

■エコジオ工法とは

エコジオ工法は、地球環境の保全を基本理念とする、三重大学(三重県津市)と尾鍋組(三重県松阪市)との共同研究の成果に基づく、品質の安定した地盤改良技術です。※商標登録第5246930号

1.砕石のメリット
従来の地盤改良工法では、様々な人工物が地中に埋め込まれますが、これら人工物は、年月が経つにつれて劣化する可能性があります。
エコジオは、「砕石」だけを使う地盤改良工法で、人工物とは違いもともと自然界に存在している「石」から作りだされる「砕石」は、長期的にその強さを保ち続けます。歴史的な建物の地盤改良工事では石が使われていました。外国においても、何百年も前の建物が残っているのは「石づくり」だから。
エコジオは、将来の安心まで見据えた工法なのです。

2.簡単操作 スピーディー施工!
ケーシングを地中へ挿入し、先端から砕石を排出、締固めながらケーシングを引き抜くことで砕石杭を構築します。また、EGケーシングの側面から砕石投入が可能で、低い位置に固定したホッパーから連続的に砕石を投入できるため、効率的な施工が可能です。さらに、エコジオ工法は一般の小型地盤改良機に装着する「アタッチメント式」の地盤改良機を使用いたします。鋼管杭やセメント柱状改良の施工機がエコジオ仕様に生まれ変わります。

3.「現場での施工」が品質に影響
砕石を用いる地盤改良は、従来からのセメントや杭を使う工法のように「固形物」で支えるわけではありません。そのため、「現場での施工」が品質(強度)に大きく影響します。

4.世界初!EGケージングが、壁面の崩壊を防止します
砕石を用いる地盤改良技術では、軟弱地盤や地下水の多い砂地盤などを掘削すると、穴の壁面が崩れやすく、設計(深さ、直径、砕石量)どおりに砕石を詰め込むことが困難でした。この課題を抜本的に解決したのが、新開発の「EGケーシング」です。従来、住宅の砕石地盤改良工法において「ケーシング」(鉄の筒)を使うことは不可能とされてきましたが、エコジオが世界で初めて実用化に成功。このEGケーシングにより、穴の壁面の崩壊を確実に防ぎます。

5.三重大学との共同研究で強度を検証済です
エコジオ工法は、実現不可能と言われてきた施工上の課題に真正面から取り組み、地盤条件や技量に影響されない施工技術を三重大学とともに開発しています。
常に安定した高品質な施工を可能にしました。

6.EGケージングが穴の壁面の崩壊を防ぎます
エコジオ工法では、専用の特殊な「EGケーシング」を使い、掘削した穴の崩壊を防ぎながら施工できます。 そのため、周囲の軟弱な土が混ざらず、設計通りの強さを発揮する砕石杭を施工することができます。

CPP工法

CPP工法は地盤補強用先端翼付鋼管の一種に分類されますが、細径鋼管と先端翼が独立した構造となっている点で、その他先端翼付鋼管と異なります。
一般的に先端翼付鋼管は、鋼管径を小さくするほどコスト低減効果を得られますが、施行中の回転力によって軸材が破損する可能性が高まるため、細径化が困難でした。

CPP工法は、地中でさびない亜鉛メッキを採用しています。亜鉛メッキには優れた耐食性を示す「保護被膜作用」と「犠牲的防食作用」のふたつの特徴があり、これにより鉄の10~25倍の耐腐食性を持たせることができる優れた工法が可能となっているのです。

 
 

柱状改良工法(S.R.P工法)

柱状改良工法(S.R.P工法)とは、セメント系固化材をスラリー状にして、原地盤に注入しながら機械で混合撹拌することにより、原地盤土を柱状固化させ、地盤強化を図る工法です。

柱状改良工法(S.R.P工法)の最大のメリットは、改良した地盤(コラム)が建物を支える強度を長年にわたり維持できることです。この強度を実現できるかは、コラム製造にあたって固化材をどう配分するかによって左右されます。サムシングでは、現場ごとに常に最適なコラムを製造できるよう、各現場における施工状況や成果をデータとして蓄積し、技術資料として共有しています。

当社ではすべての施工機器にパソコンや専用機器が接続され、施工データを蓄積できるようにしており、これにより施工状況を数値データとして保存することができ、目に見える形で管理できます。そして蓄積した施工データはサーバにて一括管理され、その後も技術資料として活用いたします。施工時のデータのみでなく、実際に施工した後にそのコラムを取り出し、強度が保たれているかを確認するなど様々な実験を行い、その結果をデータベース化しています。

鋼管杭D・パイル杭工法

鋼管杭工法とは、φ114.3~267mm程度の鋼管杭を用いて硬い地盤に貫入・支持させることにより、住宅の沈下を防ぐ工法です。
「柱状改良工法」や「表層改良工法」と違い、地盤自体を改良し固めるのではなく、深い位置にある硬い地盤に杭をさして、その杭で基礎を支える工法です。
軟弱地盤をが深く、「表層改良工法」や「柱状改良工法」を利用できない場合や、堅固な層がある場合はこの「鋼管杭工法」を利用します。

地盤保証

地盤調査や基礎工事は専門性が高く、わかりにくかったり、お客様の監視の目が届きにくい分野であります。また、住まいづくりの土台ですので長期にわたって盤石であることを証明する必要があります。
水島ソイルリサーチでは、これらを第3者の公正な目で保証するシステムを採用しており、情報の透明性と、お客様へ安心をご提供しております。

地盤沈下修正

地盤沈下や地盤不良、地震などの土地の変化により傾いてしまった建物を、正常な状態に修正することです。

基礎の周囲に作業スペースとなる穴を掘り、油圧ジャッキを用いて鋼管を支持層(硬い地盤)まで打設します。軟らかい地盤には建物自身の重さで鋼管が貫入します。鋼管が支持層に達しても打設を続けると、今度は逆に建物が持ち上がります。すべての打設が終了したら、油圧ジャッキで建物の傾きを修正・固定し、油圧ジャッキをはずして鋼管で補強した後、土を埋め戻します。

基礎下の隙間や鋼管の周辺には、モルタルを注入して補強します。

地盤沈下修正の主な施工手順

1.穴の掘削

基礎の横に、作業スペースとなる穴を掘ります。

2.鋼管打設

短くした鋼管を使い、建物の重さを利用して油圧ジャッキで打設します。
支持層(硬い地盤)に鋼管が届かない場合は、新たな鋼管杭を溶接し支持層まで到達させます。

3.地盤沈下修正

油圧ジャッキを用いて建物を正常な状態に修正します。

4.モルタル注入

埋め戻しの後、補強のために鋼管と基礎との結合部分にモルタルを注入し施工完了です。

施工実績

現在準備中となります。